去年因為拍戲的緣故初次造訪馬崗;戲裡的我住在馬崗著名的石頭屋裡,戲外的我則在當地居民的貨櫃屋裡睡了一晚。雖然工作時總是水深火熱,沒能好好探索這座「台灣最東邊的漁村」,但當時一天一夜的停留,卻在我的腦海中留下了許多深刻的日常片刻——不時向往來行人示好的大狗「黑輪」、和海女阿嬤雞同鴨講的台語對話、漲退潮的九孔池以及不畏風雨的釣客,還有照三餐享用的石花凍。記得當時的片場讀物是韓國記者李容馬寫的《我相信世界可以改變》;在石頭屋外的階梯上,海風吹拂著書頁,也把我對內文的記憶給一併吹走了。
前幾天再訪馬崗,連日下著雨的天空在抵達後奇蹟似地放晴;人和人之間的際遇講求緣分,我想人和土地亦然。能再吃上一口懷念的石花凍和滷九孔已十分滿足,但回程時碰巧路過「卯澳海洋驛站」,在這裡嚐到了堪稱人生之最的海鮮粥,至今仍念念不忘那一碗鮮甜。餐廳開放內用的第一天,老闆精神奕奕地忙進忙出,還熱情地招待了我們一人一杯自家釀的梅酒和金桔檸檬汁。
雖然時值立秋,夏天卻還未真正離開。這一天,我們在台灣的極東處,捕捉夏天的尾巴。
昨年、撮影のために初めて馬崗(マガン)を訪れ、地元住民のコンテナハウスで一晩泊まりました。撮影はいつも通り大変で、この時この「台湾最東端の漁港」を満喫することはできませんでしたが、ここで過ごした時間は大切な思い出になりました。甘えん坊の犬「黒輪」と海女のおばあちゃん、トコブシの飼育池と勇敢な漁師たち、そして一日三食のところてんなど、日常の風物が心に刻まれました。
最近再び馬崗を訪れる機会があり、連日降り続いた雨が丁度止んだところに到着しました。人と人との出会いは運命次第ですが、人と土地もまた然りだと思います。懐かしいところてんとトコブシ煮をまた食べることができ、すでに満足していましたが、帰りにたまたま「卯澳海洋駅站」というレストランに通りかかって、人生最高の海鮮粥を味わいました。コロナのせいで三ヶ月振りにやっと営業が再開されたということで、店主が熱心に自家製の梅酒とすだちレモンジュースをサービスしてくれました。
秋の始まりになりますが、梅酒をちびちびと飲むうち、夏はまだまだここにあると感じさせられます。この日、私たちは台湾の最東端にいて、夏の尻尾を捕まえました。